最近、台風や地震などの災害が多くなっています。

停電になると、電気が使えなくて困りますよね。

そんな時に発電機があると、とても便利です。

でも、発電機は使い方を間違えると、とても危険です。

毒ガスが出たり、火事になったりする可能性があります。

だから、正しい使い方を覚えることが大切です。

この記事では、発電機を安全に使う方法を、初心者でもわかるように説明します。

災害の時に慌てないように、今のうちに覚えておきましょう。

目次

  1. 発電機の安全な使い方
  2. 発電機の準備
  3. 発電機の使い方
  4. 発電機の止め方とお手入れ
  5. おわりに
  6. よくある質問(FAQ)

発電機の安全な使い方

発電機は災害の時にとても役立ちますが、使い方を間違えると命に関わる危険があります。

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  • 必ず外で使う:家の中では絶対に使わないでください。
    発電機から出る排気ガスには一酸化炭素が含まれています。
    この一酸化炭素を吸うと死んでしまうことがあります。
  • 平らな場所に置く:傾いた場所に置くと、発電機が倒れてしまいます。
  • 触らない:発電機のエンジンや煙突は、とても熱くなります。
    やけどしてしまうので触らないでください。
  • 雨の時は使わない:水に濡れると感電する危険があります。

これらの約束を守らないと、大きな事故になります。
必ず覚えておきましょう。

発電機の準備

発電機を使う前に、必ず準備をしましょう。

準備の手順

発電機の取り扱い解説画像

STEP1:エンジンオイルの注入とチェック:発電機にもオイルが必要です。取説を読み定められた量を補充してください。

注意点として、オイルが多すぎると漏れてしまうので入れすぎに注意してください。

また、オイルが足りないと、エンジンが壊れてしまいます。

※当社でエンジンオイルは入れてます。

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STEP2:ガソリンを入れる:燃料キャップを開けて、ガソリンを入れます。
入れすぎないように注意してください。
どの発電機にも赤い給油レベルがあると思います。
入れすぎると、燃料が漏れるので気を付けてください。

発電機の準備燃料コックを開ける

STEP3:燃料コックを開ける:ガソリンがエンジンに流れるように、コックを「開」の位置にします。

注意事項

発電機を使うときの注意喚起
  • ガソリンを入れる時は、タバコやライターを近づけないでください
  • 燃料を入れるときは、こぼさないように、ゆっくりと入れてください
  • 準備ができたら、次は発電機を動かします

発電機の使い方

準備ができたら、発電機を動かしてみましょう。

発電機を動かす手順

発電機の使い方STEP1

STEP1:エンジンスイッチを「運転」にする
切り替えスイッチがあるので、停止から運転に切り替える。

発電機のチョークレバー

STEP2:チョークレバー【ノブ】を「手前に引く」:エンジンが冷たい時だけです。
※エンジンが安定したらチョークノブを徐々に戻す。

発電機の始動ノブ

STEP3:ロープを引く:最初はゆっくり引いて、重くなったら止めます。
一気に引くと肩を痛めてしまう場合があります。

発電機のエンジン始動方法を図解で解説

STEP4:次に重くなったとこから矢印の方向に強く引っ張ります。

エンジンが掛からないときは何度か繰り返してください。

STEP5:エンジンがかかったら:ロープをゆっくり戻します
エンジンが安定したら、チョークレバーを元に戻します

電気製品をつなぐ時:

  • 電気製品のスイッチを切ってから、コンセントにつなぎます
  • パソコンや充電器には、インバーター式発電機を使ってください
  • 普通の発電機では、パソコンが壊れてしまいます

発電機の止め方とお手入れ

発電機を使い終わったら、正しく止めましょう。

止める手順:

  1. 電気製品のスイッチを切る:コンセントからプラグを抜きます
  2. エンジンスイッチを「停止」にする
  3. 燃料コックを閉める:ガソリンが流れないようにします

長い間使わない時:

  • ガソリンを抜いてください:古いガソリンはエンジンを壊します
  • キャブレーター内のガソリンも抜きます:「ドレーン」という部品を外して抜きます

お手入れのポイント:

  • エンジンオイルは定期的に交換してください
  • 湿気の少ない場所に保管してください
  • 時々、動くかどうか確認してください

きちんとお手入れをすれば、発電機は長く使えます。

おわりに

発電機は、災害の時にとても頼りになる道具です。

しかし、使い方を間違えると危険です。

この記事で覚えてほしいことは、次の通りです。

まず、絶対に家の中では使わないこと。

一酸化炭素が出るので、必ず外で使いましょう。

次に、平らで安全な場所に置くこと。

そして、エンジンオイルやガソリンの点検を忘れないこと。

パソコンにはインバーター式発電機を使うこと。

使わない時は、ガソリンを抜いておくこと。

これらのことを守れば、発電機は安全で便利な道具になります。

災害はいつ起こるかわからないので、今のうちに家族みんなで使い方を覚えておきましょう。

練習しておけば、いざという時に慌てずに済みます。

よくある質問(FAQ)

Q1: なぜ発電機を家の中で使ってはいけないの?

A1: 発電機から出る排気ガスには一酸化炭素が含まれているからです。

家の中で使うと、一酸化炭素がたまって、とても危険です。

必ず外で使いましょう。

Q2: パソコンに使える発電機って何?

A2: 「インバーター式発電機」という特別な発電機です。

普通の発電機は電気が不安定で、パソコンが壊れてしまいます。

インバーター式発電機は、パソコンでも安全に使える安定した電気を作ってくれます。

インバーター発電機について詳しく知りたい方は下記の引用をご覧ください。

[su_quote cite="停電でもスマホやPCが安全!インバーター発電機の驚きの実力とは" url="https://generator-atlas.com/archives/7738"]引用[/su_quote]

Q3: エンジンオイルはどのくらいで交換するの?

A3: 最初は20時間使ったら交換してください。

その後は50時間ごと、または年に1回交換します。長い間使わなくても、オイルは古くなるので交換が必要です。使う前には必ずオイルの量を確認しましょう。

Q4: 発電機を長い間使わない時はどうすればいいの?

A4: まず、ガソリンを全部抜いてください。

わたしは、ガソリンを抜くのが面倒なのでエンジンが止まるまで発電機を動かします。

つまり、ガス欠状態にします。

勿体ないくらいガソリンが残ってる場合は、給油ポンプでガソリンを抜きます。

また、発電機の電力がもったいないときはをポータブル電源に電気を貯めるようにしています。

古いガソリンはエンジンを壊します。

キャブレーター内のガソリンも抜きます。

エンジンオイルも新しいものに交換します。

湿気の少ない場所に保管して、時々点検してください。

Q5: 発電機の音を小さくする方法はあるの?

A5: 発電機の音を完全に消すことはできませんが、工夫すれば少し小さくできます。

家から離れた場所に置いたり、防音のカバーを使ったりします。

でも、発電機が熱くなりすぎないように注意が必要です。

近所の人に迷惑をかけないよう、使う時間も考えましょう。

当社では、一部の機種限定となりますが防音ボックスに発電機をセットできるタイプがあります。

騒音が気になる方は、あわせて見てください。


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